看護師激務の対策

看護師の日常業務の忙しさは私たちの想像を超えているようです。大学病院の手術部門に配属されたある新人看護師は丸一昼夜の勤務のある日と月80時間の残業時間から過労死したと言う実例もあります。患者の生命を救うべき看護師が先に亡くなっては本末転倒ですが看護師の激務も早急な対策を打たなければならない深刻な状況にあります。
期待に胸をときめかせて選んだ看護師の勤務実態の現実に幻滅を感じて職場を去って行く事態は早く食い止めなければなりません。一度離職した看護師をまた医療現場に戻すのはなかなか容易なことでは有りません。離職原因は看護業務以外の雑務が多い、医療ミスを起こすのではないか不安、一人一人の業務量が多すぎる、体調がすぐれなくても休めないと言った点が挙げられます。また人間関係の悩みなどもあり実習教育時代とのギャップに戸惑いを覚えることが多いようです。また一度離職した看護師は先端医療について行く自信を失い、激務に耐えて行くことに消極的です。潜在看護師復職プログラムを設置して往年の勘を取り戻してもらえるような制度も大学病院などでは行なわれています。
医師や看護師など医療業務に携わる人間の慢性的な不足は先端医療立国日本にとって技術促進の足かせとなり技術進歩の停滞を招きかねません。毎年大量に採用させる新卒の看護師にとって求人を出している病院が期待と将来性溢れる職場となるよう施策を講じると共に潜在看護師にベテランとしての経験と実績を発揮してもらえるようなシステムの開発が急がれます。

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